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◆声優養成所に通われるのが、一番ポピュラーな方法かと思われます。


声優が所属する事務所が、声優養成所を運営している所も多く、養成所を卒業後、同時に事務所に所属し活動することも可能です。


ですが、養成所に通う全ての人が、声優になれると言う訳ではありませんので、全ての声優養成所が声優希望者にとって絶対の存在でもありません。


しかし、声優養成所は、引退された声優や現役の声優による指導を受けれるというメリットがありますので、そちらを考慮するともっともオーソドックスで、才能を伸ばせるのが声優養成所ではないかと言えます。


◆その他に、劇団に入り舞台で活躍しながら活動する方法もあります。


劇団員出身者という方が、現在、活躍されている声優の方々の中には多々いらっしゃいます。


劇団自体を声優さんが、主催されている方も少なくありません。舞台俳優として活躍することは、マイクを使用せず、遠くの観客までに届くように声を作る発声練習にもなります。


声優に、必要となる演技の基盤ができていくという事で、重要視されています。しかし、劇団員になりには相当の努力が必要とされます。現実的に難しい問題もあるかもしれません。


子役から声優へと活躍の場を広げていった方も多くいらっしゃるので、お子さんが声優にないたい!などと言われている親御さんは検討されても良いかと思います。



◆もう一つ、アイドルなどから声優に転向し、活躍する方法もあります。


声優から俳優などに転向される方の逆のパターンになります。一度は、アイドルや俳優などでデビューした後、声優に転向するという方法です。


実際に、元80年代にアイドルだった桜井智さん、岩男潤子さん、日高のり子さんなどが声優として活躍されています。福井裕佳梨さんは、グラビアアイドルから声優に転向されました。松風雅也さん、岸祐二さん、渡洋史さん、内田直哉さん、小川輝晃さんなどは、特撮ヒーローから声優に転向されました。


ですが、この経路は、芸の幅を広げる目的よりも、「アイドルとしての消費期限」が過ぎてしまったので転向したなど、あまりよい転向とは思われないので、声優になる方法としては、あまりお勧めできません・・・。

声優になるための訓練法

呼吸法

声を出すということで一番重要な事は呼吸法になります。呼吸法には2種類あり、胸式呼吸と腹式呼吸があり、声を出すことに必要な呼吸法は複式になります。


腹式呼吸とは、大きく深呼吸した時に、胸の辺りが膨らむのではなく、お腹の辺りが膨らむ事をいいます。違いが分かりにくければ、仰向けに寝て呼吸した時の状態が、複式呼吸になるので試してみて下さい。


普段の呼吸とは違いますので、慣れない方は、難しく感じる方もいらっしゃいます。特に、水泳をされる方は、胸式呼吸が基本ですので、難しいかと思います。しかしこれらは、声優の声を出す発生の基本ですので、頑張りましょう。


発音のポイント

◆鼻濁音→口と鼻から出す音です。「ガ」業を柔らかく発音します。一般表記は「カ゚キ゚ク゚ケ゚コ゚」です。
(例)・・・大学(ダイカ゚ク)・学外(ガクカ゚イ)
◆撥音→はねる音です。「ン」
(例)・・・満員(マンイン)・店員(テンイン)
◆長音→二重母音を長く引っ張って発音する音です。
(例)・・・黄色(キーロ)・映画(エーガ)
◆促音→発音しない音です。「ッ」
(例)・・・合羽(カッパ)
◆弾音→音が曖昧になりやすい音です。「ラ」行
(例)・・・ラッパ→ダッパ(このようになってはいけない)



アクセント

言葉を声で発する場合では、とても重要なことです。特に方言などのなまりのある方は、厳しい訓練と自身の努力が必要かと思います。
アクセント辞典という物が存在しますので、少し高いですが、役者などを目指して勉強される方には、「必須アイテム」としてお持ちになることをお勧めします。



活舌

普段、使わないような言葉も、言いにくい言葉も言えなければなりません。
アナウンサーなどの訓練課程に早口言葉などを勉強される方がいらっしゃいますので基本の練習としてお勧めします。
「外郎売」と言う物を紹介します。「外郎売」とは、1718年に二代目市川団十郎が演じた「若緑勢曾我」という歌舞伎の台詞で、早口言葉や難しい日本語の言い回しなどが、沢山、詰まっています。ぜひ参考にされるといいと思います。

声優に向いている人

声優は、一番は声ですので、なんといっても個性的な声や、魅力的な声が大切だと思います。それに演技力が加われば、言うことないでしょう。


視聴者が聞き取りやすい話し方ができるか、台本を読みこなす国語力があるか、などは基本で、声だけで感情を表現する演技力が備わっているか、映像やキャラクターの動きにタイミングを合わせてしゃべれるかなども必要になってきます。


また、声優の活躍の場も広がり、タレントとして活動することもあるので、ルックスや歌唱力も以前はあまり重要視されませんでしたが、求められる場合も増えてくると思います。

プロダクション所属

◆仮所属
プロダクションに所属できるまでにハードルはかなり高いですが、仮に仮所属でもできても、最初のうちは、マネージャーは付くことはありませんので、ご自身で仕事を取ってきてこなしていかなければなりません。毎日毎日、オーディション・・・という日が続くかもしれません。

 

新人でいきなりレギュラーを任せてもらえるなんて甘い世界ではないので、大体の方が、ラジオCMやナレーション、アニメ・洋画の端役でコツコツと稼ぎながら食いつなぐ事になります。

 

宣材をアニメ風にされた方はこちらでよく失敗されます。あくまでも正当でないやり方ですが、アニメの監督に気に入られるととても有利になります。誰でもそうですが、好意的な態度を取られると悪い気はしませんから・・・。

 

そうなやって役を得た人でもそうでない人でも、プロダクションに正所属するということは相当な苦労が必要になります。巧みな世渡り方法と根性は、必須の要素だと言えます。

 

 

◆正所属
プロダクションは、役者に所属してもらいその方たちに投資して利益を生む企業になります。投資というのはマネージメント業務なども含みます。ですので、その役者の仕事力がどのようなものか信頼が無ければ正式に所属することは難しいです。

 

研修生時代に、いかに努力し、実績と関係者とのつながりを積み上げるかにかかっているようです。正所属がダメでもプロダクションは他にありますので、別のプロダクションで一からスタートすればいいのです。

 

厳しいようですが、正所属が出来て初めて、「職業:声優」と言えるのではないでしょうか。